ベルギーにて・レンガと曇り空

ベルギー生活とその周辺を旅した記録

Paris Girl’s trip

アリアンスで一緒だったOuiちゃんと、CVOで一緒のMちゃんと3人で、パリへお出かけ。

一泊2日の弾丸旅行だが、それもブリュッセルからタリスで1時間20分で行けるからこそ可能な旅。

今回は観光地らしい観光地には一切寄らず、各々が食べたいものを食べる旅をテーマに企画した。パティスリーやショコラトリーをひたすら回るという、パートナーがスイーツ好きでないと実現しない夢のプランも、女子旅だからこそできる。

早起きを頑張って、10時にはパリの街を歩いていた。宿泊場所であるシャトレ駅近くのアパルトマンに荷物を預けて、ほぼ手ぶらの状態でまずはセドリックグロレのオペラ店へ。

セドリックグロレはパリを代表する「ル・ムーリス」という老舗ホテルのパティシエを任される、パリのトップパティシエの1人。インスタグラム映えする美しいケーキで今話題の人である。

2018年3月に、今まではホテルムーリスでしか食べられなかったケーキが並ぶ「La Pâtisserie du Meurice par Cédric Grolet」がオープンしている。

まずはMちゃんが絶対食べたいと期待するクロワッサンを食べに、オペラ店へ向かう。

外観。

f:id:emaly:20200120043040j:imagef:id:emaly:20200120043024j:image

オープンは8時半、この日向かったのは10時過ぎ。なんと、クロワッサンはすでに売り切れ…恐るべしセドリックグロレ…。明日出直そうと気合を入れ直し、とりあえずクロワッサンの口になった我々を癒してくれるパン屋を求め彷徨い、見つけたセバスチャンゴダール。パリのナンバーワンクロワッサンに選ばれたことがあるほどの有名なお店。らしい。
f:id:emaly:20200120042916j:image

店内はレトロ可愛い装飾。
f:id:emaly:20200120043008j:image

ケーキに目移り…しかし目的はクロワッサン。
f:id:emaly:20200120042912j:image
f:id:emaly:20200120042928j:image

私とMちゃんはショソンオポム、Ouiちゃんはクロワッサンを頼んだ。ショソンオポムは、パイ生地の中にリンゴのコンポートが入った甘いパンである。
f:id:emaly:20200120042933j:image

パイ生地が分厚いけれど歯切れが良く、サクサク!みんなで顔を見合わせて感動する。幸先の良いスタート。

続いてラデュレの前を通ったので迷うことなく入店する。
f:id:emaly:20200120042924j:image
f:id:emaly:20200120043014j:image
f:id:emaly:20200120043037j:image

可愛い。私のナンバーワンマカロン。日本のラデュレとは味が違うと思う。本当に。

f:id:emaly:20200120042954j:image

続いて、セドリックグロレのムーリスのほうがオープン時間になったので、向かう。すでに何人か列を作っていた。外観はオペラ店とあまり変わらないが、中を覗くとさっそく、芸術品のようなケーキたちが鎮座していた。

この美しいモンブラン…ケーキではなくアート。ケーキはショーケースに入っているわけではなく、大理石の台の上におしとやかに並べられている。
f:id:emaly:20200120042945j:image

そして食べてみたかったフルーツの形のケーキ。聞いて驚くな、ひとつ17ユーロである。パリ価格といえどもぶっちぎりで高いケーキ。

手前から二つ目の、マンゴーのケーキを購入。
f:id:emaly:20200120042957j:image

その後は私の行きたかったショコラトリー、アランデュカスへ向かってチョコレートを購入。幸せすぎる。ちなみにこの旅の経費は自分のクレジットカードを使っているので、パートナーへの後ろめたい気持ちは皆無。同行の女子たちも購買意欲をそそることしか言わないので、脳内が煩悩で溢れていく。あれもこれも欲しい。

f:id:emaly:20200120043236j:image

続いて、2人が食べたいと言ったので私は2回目のHomer Lobster。オペラ地区からマレ地区に移動した。今回はロブスターではなく、カニにしてみた。ロブスターとそんな変わらないでしょ、と思っていたが、正直に言うと、絶対ロブスターの方が美味しいと思う。
f:id:emaly:20200120042948j:image

続いて、Ouiちゃんがパトリックロジェだ!と叫んだので入ってみたショコラトリー、パトリックロジェ。パッと見はモダンアート作品の展示室にしか見えない店構えなので、1人だったら通り過ぎていたと思う。非常に名高いショコラトリーということで、私も小さなものを購入。代表作であるカラフルなマーブル模様のチョコレート、「カラー」は3人で分けようとみんなで買った。ブラック×ターコイズブルーがテーマカラーのショコラトリー、おしゃれすぎる。

f:id:emaly:20200120043146j:image

帰宅してから食べたパトリックロジェ。衝撃的に美味しかった。アランデュカスがカカオにこだわった正統派チョコレートというのであれば、パトリックロジェは常に新しいチョコレートの可能性に挑戦する未知の味、という感じ。私にとっては美味しいものは感動的に美味しいが、ダメなフレーバーは本当にダメだった。賭けのような感じ。でももっといろいろなものを食べてみたい。

引き続いきマレ地区を歩く。パティスリーミシャラクでチョコレートのケーキを購入。
f:id:emaly:20200120043004j:image

近くのヤンクヴルーでもシトラスのケーキとエクレアを購入した。

その後もホテルに一旦ケーキをおいて、ひたすらマレ地区をショッピング。お洋服屋さん、アクセサリー屋さんをひたすら覗いていく。とても楽しい。楽しすぎて気がついたらsandroで春コートを買っていた。奇しくも冬のソルドが始まったばかりのパリ、財布の紐も緩くなる。

ホテルに帰る前に、Eatalyというイタリアの食材を扱うスーパー兼ビストロみたいなところで、おつまみを色々と購入。別のスーパーでシャンパンと白ワインを買って、部屋飲みをスタート。
f:id:emaly:20200120042920j:image

美味しいシャンパンとワイン、好物しかないおつまみ…旅の仲間3人はびっくりするくらい食の好みが合うので、食材を買う時もトントン拍子に進んでいった。OuiちゃんとMちゃん、私が2人を引き合わせた形になるが、お互いに気も合うようでとても嬉しい。ベルギーでこんなに仲の良い友達に出会えるとは、私は本当にラッキーである。

お酒の後のお楽しみはなんと言っても、本日買いだめたケーキとチョコレート。並べるだけでため息が漏れる。
f:id:emaly:20200120043000j:image

真ん中の三色のチョコレートがパトリックロジェのカラー。左上の黄色いタルトがヤンクヴルーのシトロン×シソ。左下はセドリックグロレのモンブランと、ヤンクヴルーのエクレア。右はミシャラクのチョコレートケーキと、セドリックグロレのマンゴー。

3人が口々に最高…と言いながら、ケーキをきっちり三等分する。Mちゃんが器用で良い感じに全て三等分してくれた。

●セドリックグロレ

マンゴー ブラジルとタイ?のマンゴーを使ったというマンゴー感あふれるケーキ。ケーキと言ってもスポンジ等はなく、ひたすらマンゴーのソースが溢れ出てくる。ソースの中にはダイス状のマンゴーがゴロゴロ。これを食べている時は「マンゴー!」しか考えられない。果実のフレッシュさがダイレクトに伝わってきてもちろん美味しい、が、17ユーロは高い。

モンブラン 最高。ナイフを入れると、中から甘いマロンソースが出てくる。甘すぎず、お酒感もそんなに感じず、見た目通りただひたすら愛おしい味がした。最高。

●ヤンクヴルー

シトロン×シソ シソが一体どういう風に使われているのかと思ったら、しっかりシソの風味をシトロンの中に感じる。でも不思議ととてもマッチして、お口さっぱりでタルトだけど全く重くない。個人的に好み。

エクレア お上品なお味だった。正直あまり覚えていない。ないかスパイスが香った気がする。

●ミシャラク 安定のチョコレートケーキの味。上がチョコレートのまったりムース、舌がタルト生地。変にひねった感じではなく、本日のラインナップの中では本当に安心する味だった。

●パトリックロジェ

この場ではなく後日食べたのだが、緑、黄色、赤の順に好き。というより緑が衝撃的に美味しくて言葉を失った。シトロンのチョコレート、よくある組み合わせなのに食べた瞬間口の中で何かが弾け飛んだ。目を見張る美味しさとはこのこと。赤色は変わった蜂蜜の味がして、苦手だった。

 

次の日は、セドリックグロレのオペラ店へリベンジクロワッサン。開店と同時に向かい、無事に二階のイートインスペースでクロワッサンにありつけた。欲張りの私とMちゃんは二個注文。
f:id:emaly:20200120043021j:image

私はクロワッサンとパンオショコラ。
f:id:emaly:20200120043033j:image

Mちゃんはクロワッサンとショソンオポム。

もうとにかく美しいクロワッサン。一口食べても全く形が崩れない。なにせこちらのクロワッサンはナイフとフォークで食べるような代物ですから。意外にも味はあまり主張せず、食べられるものなら毎日食べたい。ひとつ4ユーロ。うむ、パリ価格。セドリックグロレ、何もかもがいちいちオシャレで少々シャクに触る。トイレなんておトイレ様と言うべき美しさ、アート作品のような空間で安心してトイレもできない。むしろ安心させないというプライドさえ感じる。

 

良い天気のパリ。昨年12/5から続いているフランス国鉄ストライキの勢いは止まず、我々の旅行中もしっかりストライキ。しかし今回はオペラ地区とマレ地区くらいしか行かないプランだったので、特に困ることもなくほんとうに良かった。1番線と14番線のメトロが動いていたことがとてもありがたかった。何より私より在住歴も長くフランス語も上手な2人がいてくれたので、安心感がとてつもなかった。
f:id:emaly:20200120042938j:image

ジャンポールエヴァンを見つけたのでマカロンを購入。そうです私の主食はマカロン。私はマカロンの妖精。
f:id:emaly:20200120043018j:image

甘いものの食べ過ぎで若干胃が疲れた3人は、ルーブル美術館そばの和食屋Zenにふらりと入った。

結果、大当たり。

前菜の南蛮漬け。
f:id:emaly:20200120043027j:image

メインに頼んだのはサバの塩焼き。カルフールにある骨だらけの痩せっぽちなサバとは大違い…どこで買えるのだこんな立派なサバ。とっても美味しかった。
f:id:emaly:20200120042942j:image

そうこうしているうちに帰りのタリスの時間が近づいたので、後ろ髪をひかれつつブリュッセルに帰る。

 

女の子だけの気ままな女子旅、本当に楽しかった。こんな旅行ができるなんて、ここにくる前は想像できなかった。

ブリュッセルに着いた瞬間、ほっと一安心。程よく田舎なブリュッセルを愛している。

快く送り出してくれたパートナーにも感謝。(感謝のお土産サラミも買いました)