ベルギーにて・レンガと曇り空

ベルギー生活とその周辺を旅した記録

petit フランクフルト旅行

パートナーが同僚とフランクフルトで開催中のモーターショーに行くことになった。

せっかくの休日に1人で留守番をするのも寂しいので、私もフランクフルトに連れて行ってもらい、パートナーらがモーターショーに行っている間、1人で市内を散策することにした。

ブリュッセルから約4時間のドライブを経てフランクフルト市内のメッセに到着。近代的な立派な建物だ。

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ここで私はパートナーらと別れて電車を使ってフランクフルト中心部へ向かう。ネット上の情報だと、電車のチケットは乗車前に専用の機械にて打刻しなければならないとのことだったが、いくら探しても肝心の打刻機が無い。このまま電車に乗ってもいいのだが、罰金を払う羽目になるのは嫌なので途方に暮れながら更にネットで検索していると、最近フランクフルト市内の駅からは打刻機が撤廃され、打刻する必要のない駅が増えているとの情報を目にした。ほっとすると同時にやれやれという気分である。
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フランクフルト中央駅の外観。フランクフルト自体は乗り継ぎで空港を利用したことはあれど、市内を散策するのは初めてである。自由時間は約5時間、どう過ごそうか。海外のまったく知らない場所に1人というのは初めての経験なのでワクワクすると同時に少し不安もある。フランクフルト中央駅やその周辺は、体感であまり治安が良いとは言えない雰囲気だったので不安感も増す。早くこのエリアを去ろう。
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本日は残念なことに日曜日なので、ドイツ国内は閉店法に基づいてレストランやお店のほとんどは閉まっている。ということで日曜日でも開いている美術館や観光エリアを目指して練り歩くことにした。
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マイン川沿いまでやってきた。家族連れや観光客が川沿いで日向ぼっこをしている。平和で牧歌的な雰囲気にやっと少し気を緩めることができた。
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駅から歩くこと15分ほどで、シュテーデル美術館に到着した。このあたりはMuseumsufer(ムゼウムスウーファー)といって、マイン川沿いに沢山の美術館が並んでいる地区である。

さてこのシュテーデル美術館、モネやルノワールレンブラントなどの有名どころの絵画も貯蔵している。ルノワールは好きなのでとても嬉しい。「昼食後」という絵がとても好みだった。フェルメールの「地理学者」はベルギーに貸し出し中とのこと。地下のモダンアートから二階のドイツ中心の宗教画エリアまで、階が上がるにつれ年代を遡っていく仕組みになっている。ルーブルみたいに人でごった返すということもなく、静かに鑑賞できてとても良かった。
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外には無料で入れる庭園があった。
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ベンチに腰掛けて疲れた足腰を休ませる。

次にどこに行こうと迷いながら歩いていると立派な大聖堂が目に留まったのでそこを目指すことにした。
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「鉄の橋」を渡る。ヨーロッパのこういう橋にはもれなく恋人たちの鍵がついている気がする。
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レーマー広場に出た。ここはそこそこ観光客で賑わっていた。開いている土産物屋も発見。特に寄らなかったが…。
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ブリュッセルやゲントで見るようなギルドハウスとはやはり違う、木組みの家。

このエリアは個性的な家が立ち並ぶ。アーティストたちが住んでいるのだろうか。
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大聖堂に到着。
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カイザードーム(皇帝の大聖堂)と呼ばれているらしい。ちょうどミサが終わったのか、あたりはすごい人出でごった返している。教会や聖堂にはあまり心惹かれないので写真だけ撮って歩き続ける。

時刻は13時を回っていた。昼ご飯を食べていないことに気づいたので、歩いていて気になったカフェに勇気を出して入店。Bitter & Zart Chocolaterieというカフェ。
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とっても可愛い店内に気分が上がる。モスグリーンの壁にピンクのカーテンが華やかで、内装は中世貴族のようなのにどことなくオリエンタルな香りもする。かと思えば壁に貼られた花や動物、雑誌の切り抜きのコラージュがポップな雰囲気を醸し出す。とにかく乙女心がくすぐられる雰囲気。

マキアートと、自家製ケーキを頼む。英語が通じてほっとしたのもつかの間、どんなケーキにする?と聞かれて少しパニックに。良く考えれば奥にケーキのショーケースがあったのでそこまで行って指で指せばよかったものの、とっさに唯一知っているドイツ語「りんご:アプフェル」「ケーキ:クーヘン」が降りてきた。オーケー、アプフェルクーヘンねと言われて運ばれてきたのはりんごのタルト。結果オーライ!
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このタルト、大きい。450円くらい。りんごのコンポートがたっぷり乗っていて、タルト生地はクッキー系というよりパンのような感じ。りんごのコンポートが好みの硬さでとっても美味しかった。かなりのボリュームだが昼食代わりなのでちょうどいい塩梅にお腹が膨れた。

あまりにカフェの雰囲気がいいのでブログをまとめたり本を読んだり、ゆっくり過ごした。こういう風にゆったり時間を使えるのはひとり旅のメリットかもしれない。

カフェを出て2分くらいのところに素敵なアンティークショップがあり、ここでかなりの時間を過ごした。食器からドイツ名物の木の人形、革や毛皮製品、カメラ、などなど見ていて飽きない。ケーキサーバーを買おうかとても迷いつつ、断念。

その後は金融街に出て、ランドマークであるユーロのマークで記念撮影。
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日曜営業しているスーパーをやっと見つけて、パートナーのためにドイツビールをいくつか仕入れているうちにフリータイム終了。待ち合わせ場所であるメッセに戻り、そのままみんなでブリュッセルに戻ってきた。

夜は近所のなんちゃって寿司屋でポキ丼を食べた。アントワープのポキ丼の方が好みである。そもそもなぜ丼にマンゴーとザクロを入れるんだ…。
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少しドキドキするひとり旅、寂しくなるかなと思ったがむしろ時間が足りない!と思ってしまった。もしまたこういう機会があったら積極的に出かけたい。しかし言語がまったくわからないのはやはり不安、ドイツ語、少しやってみようかな。